先日、銀座の森岡書店さんへ行ってきました。
お目当ては、大好きなガラス作家・大迫友紀さんの個展初日。
ずっと楽しみにしていた展示でした。
この日は、ただ作品を見に行くだけではなく、
少しだけ特別な気持ちで家を出ました。
なぜなら、
きっかけを作ったのが私自身だから、です。
なんかこうして文字にすると自慢げに見えるけれど、
2022年のこと。
大迫さんのインスタグラムのポストがきっかけなのです。
雑誌『婦人画報』に
森岡さんの好きなガラス作家ということで
大迫さんが紹介されていた、という旨の投稿を見て。
森岡書店さんも大迫さんも大好きな私は
コメントに
「森岡書店さんで個展を開催してほしいです!」
と、書き込みをしたら…
森岡さんからも
「是非やりましょう」
との返信が来て、
それがきっかけで4年後のこの春、個展が実現したんです。
当時の私の喜びぶり、舞い上がりぶりは
ここからどうぞ
↓
_________
個展に向かう前日、お花屋さんで
芍薬と葉ものを選び、
家の庭で咲いていたクリスマスローズを合わせて、
小さなブーケを作りました。
お店においても持ち帰ってもいいように
小ぶりで本数も少なく。
華やかすぎず、
でも気持ちはきちんと伝わるように。
そんな花束を作りました。
ランチをとってから
森岡書店さんに着くと
開店前なのにも関わらず
想像以上の人の多さにびっくり。
個展初日ということもあり、
すでにたくさんの方が並んでいて、
店の前には熱気が漂っていました。
人気作家さんなので、
作品を求める方も多く、
少し緊張感のある空気も。
私はまずお花だけでもお渡しできたらと思っていたのですが、
スタッフの方々もとても忙しそうで、
そのタイミングでは難しく、
いったんその場を離れました。
けれど、そのあと。
大迫さんが気づいてくださり、
声をかけてくださいました。
そして少し時間が経ってから
作品を眺めることができました。
店内には、
光を抱えたようなガラス作品たちが並んでいました。
淡い色のゆらぎ。
曇りガラスのやわらかさ。
静かなのに、目を離せない存在感。
どの作品にも、
大迫さんらしい繊細さがありました。



私は昔から、声高ではないのに美しいものに惹かれます。
そっと置かれているのに空間を変えてしまうもの。
静かなのに、記憶に残るもの。
この日の作品たちも、
まさにそんな存在でした。
そして、森岡書店さんの空間もやはり特別。
本と展示が同じ場所にあることで、
作品を見る時間そのものが物語のようになります。
銀座の真ん中に、
静かな別世界がひとつあるような場所です。
最初はどうなることかと思った一日でしたが、
結果として忘れられない時間になりました。
忙しい毎日の中で、好きなものを見に行くこと。
会いたい人に会いに行くこと。
花を手に出かけること。
それだけで、人は少し整うのかもしれません。
この日連れて帰った作品は、
またあらためて。
夫婦二人で意見が一致して
いつもよりちょっと大きめのものを買いました。
家に置いた景色まで含めて、
長く好きになれそうです。
わが家の大迫さんの作品たち
大迫さんを知ったきっかけはクラフトフェア松本でした。
私が最初に作家さんの作品を買ったのも
このときです。
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