今日は久しぶりに
家族3人で東京までお出かけを。
目的はこちら。
『フィン・ユールと
デンマークの椅子展』
です。
7月末に始まったこの展示会、
まあ、そのうち行けるだろう、と
後回しにしていたら、
あっという間に終了1週間前に！
今日しかタイミングはない、ということで
いざ、上野は東京都美術館へと
足を運んできました。
日曜日ということもあり、
混雑しているかな…と思っていたのですが
不自由なくゆっくりみて回れるほどの
人の入りでした。
入場してまず出迎えるのは
錚々たる面々の
デンマークの作家による椅子たち。
見たことのある椅子から
初めて目にする椅子まで、
ひな壇にずらっと並んでいる展示には
圧巻。
はて…座り心地は…
なんて思う椅子もあったけれど、
そこにはそれぞれのデザイナーの
意匠がぐっと詰め込められていることは
知識の少ない私にも
ずんと伝わってくるほどの
迫力がありました。
『エリザベスチェア』
もありました。
女王が購入したことから
その名がついた、ということは
今回の展示会で初めて知りました。
現代的にも見えるこの椅子は
1960年代に作られたものだそう。
さすが家具の生産に重きを置き、
国の産業として1920年台から
学校を作ったデンマークだと感じます。
そして、ここからは
フィン・ユールの作品。
年代を追って作風が変化していく感じや、
アームの曲線の美しさ、
繊細なデザインにうっとりしながら
会場を回りました。
個人的に興味深かったのは、この図。
『デンマークモダン家具デザイン黄金期の
デザイナー相関図』
この作家と作家は
師事関係にあった、とか
親友だった、とか
仕事で繋がっていた、とか。
意外なつながりや
ああ、やっぱりそうだったのか、という相関図を見て
ダニッシュ・ヴィンテージを
語る上で
もっと理解を深めたいなぁ、と
思ったわかりやすく素晴らしい図でした。
こういうのに触れることができるのも
美術館の展示ならではですね。
そして最後は、
数々の名作に直接触れることのできる
コーナーへ。
来館されている方たちが
みんな笑顔で
色々と座ってる風景も
とても微笑ましい眺めでした。
（このフロアは
椅子好き、北欧家具好きだらけなんだな〜、と
ニヤニヤしちゃいました）
目で楽しむことも大事だけれど
直接手に触れて
椅子なら座ってみるのも
やっぱり体験したいことの一つですよね。
こちらの椅子…
どこかで見たような笑。
ちなみに当たり前だけど
座り心地は
我が家も会場のものも
変わらなかったです。
最後は私の永遠の憧れ、
ベアチェアで締めてきました。
（フィン・ユールじゃないっていうね笑）
いつか買える時が
きたらいいなぁなんて
そんな妄想をついつい抱いてしまいます。
フィン・ユールデザインの
この時計もミュージアムショップで販売されてました。
いいなぁ、かっこいい。
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#北欧インテリア
#Fin Juhl
#好きなものに囲まれた暮らし
#北欧家具
#北欧デザイン
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜
会場を出た後は
ちょっと遅いお昼ご飯（をはしご）。
秋らしい爽やかな陽気と
カラッとした風。
そして家族で過ごした
久しぶりの芸術に触れる時間。
とても贅沢な
日曜日になりました。
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