デンマーク生まれの、
それはそれは美しい
ヴィンテージの家具がやってきました。

いや、家電、のほうが正しいのかな?

LE KLINT(レ・クリント)のテーブルランプ
「306」です。



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Kaare Klint(コア・クリント)デザイン。
1945年から作られているもの。

現行品も販売されていますが、


どうしてもこの、古びた真鍮のモノが欲しかったんです。

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新しいものには生み出せない、
年月を経たからこその
燻したような光を放つ真鍮。


レクリントのランプ、といえば、
このプリーツシェード。

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きっと、ご覧になったことがある方も多いはず。
1枚のプラスチックを折って作られるこのシェード。
規則正しい折り目に、うっとりとしてしまいます。

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この作成のヒントは、日本の折り紙にあったんだそう。
すごい!
日本の美って、なんて世界をひきつけるんだろう。
コペンハーゲンといい、
レクリントといい、
日本って北欧と実はデザインで深くつながっているのかも…
とさえ思ってしまいます。

私と相方さんが、
 このランプを初めて見かけたのは、去年の夏でした。

経年変化で何とも味を帯びた真鍮に心を奪われたのと、
このランプに秘められた秘密(っていうと大げさかなw)に恋したのです。

その秘密は、というと…

この、レ・クリント306、
真鍮のこんな柄がついていてシェード部分が傾くのですが…
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なんとこんな風に
ブラケットランプ(壁づけのランプ)にもなるんです。
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一度で二度美味しい、
貴婦人みたいな外見で
そんなに器量好しだなんて…。

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でも、いくら恋に落ちたからと言って、
このランプは、
その時もその後も簡単には手が届く存在ではなく。

「いつか」欲しいもの、として、
きっと私だけでなく、
相方さんも憧れの一品として思っていたと思うのですが…。

出会いはいきなりやってきました。

2週間ほど前のある日、
相方さんが見つけちゃったのです。

最初に出会ったお店の半額以下で、
ネットに並ぶこのランプを…。
今回は珍しくヤフオクではなく(笑)、
スーク さんという、
きっと北欧ヴィンテージが好きな方なら
ご存知の方も多い、静岡のお店。


しばらく家族会議にかけた後、
もう、このお値段で出会うことはないだろうな…
そう判断して、
それで二人でお財布をはたいて、共同出資で買いました。
(この辺が我が家の経済状況のリアルなところ…汗)
意外とこの状況になると、
ゴーサインを出すのは
私の方が早かったりします…。


ヴィンテージの家具ばっかりは、
もう、タイミングが命、
そう痛感している私(と相方さん)。

なのでいつか欲しいシリーズ、に
破格で出会ってしまうと
もう、だれも止める人がいないんです…。
(そしてお財布は寂しくなるのですが…)

好きな家具に関しては型番が決まると、
大体の相場を把握するところから始めるので、
今回もまたまた貧しくなっちゃったけど、
決して無駄遣いではないお買い物ができたと思います。

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スイッチはシェードの中の、ソケット近くに。
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子供でも簡単に、
オンオフできるのも嬉しい。

コードも新しいものに取り換えられていて、
安心して使えそうです。
こういうところはやっぱり、
家具屋さんを通して買う大きなメリットですね。
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そして、夕方。
早速、ライトをオン。
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ちょっとワット数が大きくて明るすぎてますが…
何とも言えない、上品な雰囲気。

わが家の格が
(賃貸戸建35歳なのに)
上がったような気持ちにしてくれます。

リビングの花だな〜、と家族みんなでうっとり。
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だったのですが。

しばらくは、2階の寝室で使用することになりました。

娘の寝かしつけの時に、
絵本を読むためのデスクライトが壊れちゃってて、
携帯のライトを使っていたんです…。

私のメイクコーナーの上がしばらくは定位置。
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なんか、
寝室に置くのはちょっともったいないかも、
と思う貧乏性。

でも、絵本を読んであげる、という
一日のしめの育児は欠かせないので、
当分はここへ置いて使おうと思います。

夜、ムスメとベッドに入ってこのランプをつけた時。
彼女の顔の輝きようって言ったら。
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私が育った環境とは全く違う、
古く、大切にされてきた家具たちに囲まれて。
彼女はどういう風な好みになるのかな〜、と
親バカですが楽しみです。

おまけ。

うれしくて、いろんなところへ置いてみたり、の図。
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あ〜、出会えてよかった♪

ずっと大切に使いたい家具。
憧れを手にできて幸せです。

実は、この記事を書くまでは
ちょっと落ち気味だった私。
でも、こうして好きなものを手に入れて
好きなところを列挙していったらなんだか気分も晴れてきました。
(単純なんです、本当に。)

好きなものの効果、って大きいです。


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シーリングのレクリント。
大好きな北欧雑貨屋さんの試着室にあるのを見て
惚れ惚れしました。




レクリント、この形も
人気ですね。




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