歳を重ねるごとに、
年月を経るごとに、
涙もろさが増しているような気がします。

1万6000人以上の方の命が奪われ、
かつ未だ2500人以上の不明者が。
記事を見ても、胸が締め付けられる思いです。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

もう何十年も昔のことですが。

少1の時の校長先生が、
ご自身が少年時代にあった津波の話を朝礼でしたのを覚えています。
暗闇の中、とにかく山の上へ逃げろ、と言われ
必死で竹藪の中を駆け上ったと。
寒い中、草履で、
いろんなところを擦りむきながら必死で登った、と。

だから皆さんも、海に近いところで地震が起きた時は、
とにかく高いところへ登ってください、と話していた記憶があります。
(多分、校長先生が経験したのは
昭和8年の三陸沖地震津波だったのだと思います。
この災害も3月だったのですね。)

todo020
三陸にある、石碑。
(兄から拝借。)
ここから下の地域に村を作るな、と記したものです。
結果、この地域に住まう人々は、
この教えを守り、3.11での被災者がいなかったというのはただただ驚くばかり。

そんなエピソードの一方で。

地元に帰ると、
被災地の復興にあてがわれている場所
(新しい道路や商業地、宅地、など色々な用途の土地)が
津波で流されて更地となった場所。

いろんな事情はあるのだろうけれど、
その光景を見て腑に落ちない私がいます。

だけど、思うだけでも何も進まないわけで。
今年もできることを細々と、
していきたいと思います。

yahoo!での
「3.11」
検索。
是非今年も、一人でも多くの人に協力していただけたらと思います。

私のブログのトップバナーは、
大好きな三陸の海の景色を遊覧船から撮影したものです。

とても綺麗な海。
緑も豊かで、リアス式海岸の迫力と美しさは、
本当、皆さんに見ていただきたいです。

いつものことですが、
いつも以上にしどろもどろな文章でごめんなさい。

災害大国、と言っても過言ではない、日本。
自分を守ること、
大切なひとを守ることを忘れない備えある暮らしを。

そして、
被害に遭われた方々に、どんな微力でも
手を差し伸べる気持ちを持つことを。

私も
子供に改めて伝えたいと思いました。


もう8年。
まだ、8年。 
スポンサードリンク